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The morning of peacefulness

category: 作文1  

夏の間の空白のリハビリを兼ねて、今夜24日の夜、時間はまだ未定ですが、超久しぶりに 「書抜けナイト」 をしようかな~ と。
う~ん、勘が鈍っているのでどうなのよ~?感はかなり否めませんけど、とにかく今回はあくまで頭のリハビリが目的。
ということで、中身は何気なくて、軽くて、しかも短い予定です。
スタート時間は家事が片付き次第ここにて告知、ということに。
ただし、大丈夫だとは思うけど、管理人の生息地一帯、夕方からかなり派手に雷がゴロゴロ・・・
もし、告知もできず、UPもされず、の場合は雷のおかげで停電関係だよ~ とだけご了承ください。
スマホUPはひと晩かかっても無理なので、その時はまた別の日に延期します。
それでは、再見!
         ↓
P.M 9:10 なう。
珍しく早く片付いたので、もう1時間切りましたけど、24日 PM10:00 スタート、ということでお願いします。
では、40分後に。 (*^^)v
         ↓
予定の時間まであとちょっと。
映像は浮かんでるんだけど、はてさて頭が動くかな~
彼の人の曲もイヤホンして準備OK♪なところで・・・
無事、終わることを願いつつ牙んば狼~!
では、久々でドキドキですが、そろそろスタートいたしましょう。


ホラー狩りから帰ってきて、書斎の机の上に置いてあったカオルの絵、ツバメの絵をザルバに言われて見つけた鋼牙。
さらに鋼牙はベッドの中で夢現のカオルから、なぜツバメの絵を描いて置いてあったのかを聞いたんですが、教えてくれたカオルははたしてそのことを覚えているのかどうか・・・
何気ない、とある朝の冴島家、鋼牙の寝室から。
Swallow の続編、翌朝のおはなしです。





 
   ・・・ The morning of peacefulness ・・・
                             <8.24.2014>

「ん・・・」

腕の中のカオルが身動ぎしてゆっくりと瞼が開いていく。

「おはよう、カオル」

「え・・ 鋼牙、おはよう。
 ねぇ、いつ戻ってきたの? 遅かったの?」

カオル?

「そうだな・・ お前がいびきをかいて寝込んでるころ・・だったか」

「い、いびき~! うそ、わたしが? え~ 鋼牙、それってほんと?」

「いや・・ 冗談だ。
 静かに、ただ疲れていたのかいつもよりぐっすりと寝こんでいた」

「それ・・・ 本当? わたし、いびき、かいてなかった?」

「ああ、本当だ、心配するな、寝息しかしていなかった」

「あ~ よかったぁ~」

思わぬカオルの慌てように、少し笑いながら答えると、腕の中、無意識に掴んでいた俺のパジャマの胸元に今度は頭を押し当て、身体に入った力を抜いて大きくため息をついている。

「べつにいびきぐらい、どうってことないだろう。 
 俺だってそうだが疲れていたら誰だってかくし、
 寝ている間のことなんて自分でもどうにもできないだろう」

「でも鋼牙にそんなとこ見られるのなんて、わたし、絶対やなんだもん」

「俺は全然気にしないが?」

「わたしが気にするの~~ わたしだってこれでも一応女の子なんだからね」

「ふっ・・ 知ってる」

「え?」

「カオルが女だということは、誰よりもこの俺が一番良く知ってる」

そう言いながら顔にかかった髪をかきあげて、額にゆっくりと口づける。

「鋼牙・・・」

そのまま目元にも口づけて、手は首筋へと滑らせながら頬、そして耳元に唇を這わせ・・・

「カオル・・・ なんだったら今から証明してみせようか?」

お互いの仕事でここのところすれ違いの多かった俺とカオル。
寝起きだけではない、たぶん少し掠れている声で、カオルの耳の中に向かって息と一緒にわざと声を潜めて囁く。

「・・・え? 鋼牙? ま、まさか・・ 
 ちょ、ちょっと待って、ねぇ、今ってもう朝だよ? 明るいよ?
 そ、それに仕事は? 起きなくていいの? たぶんもうゴンザさんが・・ ひゃっ」

カオルが慌てて喋り始めたのを、咥えるように軽く耳を甘咬みして黙らせる。
そうしてゆっくりと顔を戻し目を見つめて・・・

「かまわない」

「・・・へ?」

鳩に豆鉄砲、だな。
目が真ん丸の驚いた顔をしたカオルの口からなんとも間の抜けた一声が。
普通ならとうに起きて朝飯を食べ終わっているはずの時間に、まさか俺がそんな返事を返すとは思っていなかったらしい。
だから・・・

「昨日、俺は戻ってくるのが遅かった」

まずは昨夜戻ってきた時のことを言う。

「・・・・・・うん、遅かったんだ」

「だからってわけでもないが今朝はゆっくりする、と、帰った時にゴンザには言ってある」

次に、カオルが気にしている、朝ゆっくりすることをゴンザには伝えてあるのをそのまま言ってみた。

「え? それって・・・ どういう・・・?」

まだ、わからないのか・・・

「だから・・・ 今朝の俺はもう一眠りするぐらいの時間はある、と言ってるんだ」

腕に力を入れて抱き寄せ、視線を離さないままさらに顔を寄せて額を合わせ、そのままゆっくりと鼻先を擦り合わせる。

「・・・!・・・ で、でもね、鋼牙・・・」

ようやく俺の意図がわかったらしいカオルが、慌てながら困ったように視線を泳がせ、身体を身動ぎし始める。
が・・・

「カオル・・・」

名前を呼びながら素早くカオルを見下ろすように身体の位置を変え、閉じ込めた腕の中、首筋に顔を埋め唇を這わせていく。

「ん~ん・・・  あ、こ・・・がぁ・・・」

俺の名を呼ぶカオルの声にゆっくりと顔を上げ、潤み始めたカオルの目を見て。
さあ、まずはその甘い唇から味わおうか、そう思った時。

ピチュピチュピチュピチュピチュ・・・

誰も覗く心配もないからと、カオルの好みでカーテンをひいていない窓の外、庭に植わっている樹々の辺りから元気に囀る鳥の鳴き声が。
すると、その囀り声を耳にしたカオルの目が次第に焦点を合わせながらゆっくりと窓の方に動いていく。

「カオル?」

「鋼牙、あれ、あの声・・・ たぶんツバメだよ?  ううん、絶対ツバメ!」

「わかるのか?」

「うん、間違いないよ。
 だってわたし、昨日1日中ず~っと見ていたし聞いていたんだもん。
 あ、鋼牙、そういえばわたしが置いておいた絵・・・」

「ああ、ザルバを眠らせる時に見た」

「そっか~ 見てくれたんだ。
 で、どうだった?」

「どうだった・・ とは?」

「上手く描けてたかな?」

「ああ」

「そっか~ ふふ、よかった。
 あの描いてあるツバメの巣なんだけどね、
 昨日の朝、スケッチブック持って庭を散歩してた時に偶然見つけたの。
 車庫の横を通りかかった時に、たまたま親が帰って来たんだよね。
 あの時雛が一斉に啼きださなかったら・・・ 全然気が付かなかったと思うんだ」

「・・・・・・」

「もうね~ 親ツバメはすごい速さで飛んでるの。
 戻ってきたと思ったら餌をあげてすぐに出て行っちゃって。
 お昼、鋼牙に描き終わったらすぐに帰る~ みたいなこと言ったのにね。
 ふふ・・・ 描き終わるのにすごく時間がかかっちゃった」

「そうか」

もはやすっかり頭の中がツバメ一色になってしまったカオルに、気づかれないほどの小さなため息を吐いて。
俺はサイドテーブルに手を伸ばし、昨日持ってきて置いていた絵を手に取って、そのまま身体をカオルの上から横に移す。

「鋼牙?」

無言のまま仰向けになって腕を差し出し、カオルに目で側に来るよう促して。
腕枕をしたまま並んで寝て、空いている方の手でカオルにも見える位置に絵をかざす。

「ほら、この絵だろう?」

「そう、これこれ。
 ツバメって夏の間しかいないもんね。 
 うふふ・・ 昨日描くことができてよかった~」

「・・・・・・それだけ、か?」

「え?  何が?」

「ツバメを描いたのは・・・ 偶然? それと夏だから、なのか?」

「う・・・ん、そうだけど?」

カオルはもしかして昨夜のこと、覚えていないのか?

「ほんとうに?」

「うん・・・ そうだよ」

ふ~ん・・・

「でもなぜ書斎に? べつに今日見せればいいだろう」

「ん~~ それはね~
 夕方戻ってきたら鋼牙、仕事に出掛けちゃってたから。
 わたし、鋼牙に早く見てもらいたかったんだもん」

ふっ それもたしかに嘘ではないだろうが・・・ 少しだが目が泳いでるぞ、カオル。

「・・・そう、か」

まあ、いい。

「鋼牙?」

昨日ねぼけていたせいでカオルの本音はもう・・・

「・・・いや、なんでもない・・  それよりカオル」

「ん、なぁに?」

「これから・・・ もう一眠り、しようか」

「鋼牙・・・ うん、そうだね」

昨夜と同じように。

カオルをこの腕の中に抱え込んで。
唯一の、とても大事な温もりを身体と心の両方で感じながらゆっくりと目を閉じる。
そして一緒に・・・ 束の間の温かい夢の中へ。



カオル、俺はどんな試練があろうと必ず帰ってくる。
お前のところに。
お前が描いた、あのツバメのように。




あ~ 終わった~
なんとか無事終われて良かった~
細かいチェックは明日の夜にでもできれば、ってことで、明日はちょっと色々あるのでこのへんで失礼しま~す。
お付き合いいただいた皆様方、どうもありがとうございました。
感想、ひとことでもいいのでよろしくお願いします。
では、おやすみなさいませ~
閉店、ガラガラ~ 


2014_08_24

Comments

桐島 様 

ありがとうございます~
ご期待に添えるよう頑張りますね。
なな  URL   2014-08-25 23:13  

junko 様 

> 待ってましたっ☆ずっとずっと
す、す、す、すいませんでした、結局夏の間、ず~~~っと放置プレイで。
すごぉく気にはなっていたんですけど、どうにも出来ませんでした。

いや、ホンワカだなんて~
こちらこそ、そんな嬉しいお言葉、どうもありがとうございます。
書きたいものや書きかけのものだけはたくさんあるので、少しでも時間を作ってペースを上げられるようにがんばりますね~
ではでは。 (^^ゞ
なな  URL   2014-08-25 22:23  

しおしお 様 

>微笑ましくもちょっぴり鋼牙が残念…
あっはっは~ なるほどなるほど、読み手サイドならたしかにそうかもしれませんね。
ん~~ そっちの展開も一応は頭の中にあったんですけどね、書抜けナイトではさすがに時間的にちょっと難しく・・・
(もしかしたらオールならイケル? かもしれません)

お忙しそうなのに、こんな駄文's 作文サイトに遊びに来て頂いて、しかも嬉しいコメをあり牙狼ございました。
しおしお様の期待に応えるためにも、時間を見つけてまた頑張らねば! ですね。
うん、牙んば狼~ (^^ゞ
なな  URL   2014-08-25 21:30  

ちゃーみーママ 様 

こんばんは。
今回は良かったのか悪かったのかわかりませんが「鋼牙の逆襲(!?)」ではない「ほんわかムード」の展開となりました~!
書抜けナイトでなければ間違いなく逆襲版だったんでしょうが、時間的にはちょっとね、そっちは無理で~す。
ということで、ママさんのコメントに勇気とファイトを貰って次回も牙んばりま~っす!
ありがとうございました。

なな  URL   2014-08-25 21:14  

No title 

こんばんは☆前回に引き続きツバメのお話♪有難うございます!
待ってましたっ☆ずっとずっと☆ななさんの鋼牙とカオルは私の心をホンワカ充たしてくれます(^∪^)アリガトウゴザイマス
また、ななさんのペースで良いので待ってますね☆
junko  URL   2014-08-25 00:21  

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