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KOUGA's bet

いや、なんということのないちょっとしたいつもの? ある日の冴島家・・・なんですけど。
よろしければ、ということで、プリーズ。



   ・・・ KOUGA’s bet ・・・
                                 <9.18.2013>

「待たせたな・・・ カオル?」

風呂から上がり、リビングのドアを開けながら先に出て待っているカオルの名を呼んだ、んだが・・・

そうか、今日は今朝やっと仕上がった絵を納めに行った、そう言っていたな・・・

カオルは白いネグリジェを着て、ソファーに座り少し首を傾げて凭れまま、静かな寝息を立てていた。

すぐに起こそうかとも思ったが、少しなら風呂が長くなったと思えば同じことだと思い返して、そのままキッチンにある冷蔵庫に向かう。
ドアを開け、いつものようにミネラルウオーターのボトルを1本取り出すと、首に掛けたタオルでまだ濡れたままの髪をごしごしと拭きながらリビングへと戻る。

静かにドアを開けると、カオルはさっきのまま。

気持ち良さそうに寝てるな・・・

そうっとドアを閉め、ボトルのキャップを開けながらふと眼についたのは、カオルの描いたあの絵。

絵を見ながら、ゆっくりボトルの中味を飲み干し、テーブルの上にボトルを置いて、カオルの寝ているソファーに近づいていく。
腰を屈めて顔を近づけながら頬から首筋に手を滑らせて静かに呼びかけてみる。

「カオル・・・ カオル・・・」

「ん・・・」

「待たせたな、上に上がろう」

「ん~ 鋼牙ぁ・・・」

寝惚けているのか? 目も開けずに手を伸ばしてきて、俺の首に腕を回すと、なぜか安心したようにゆっくりと微笑んでいる。

カオル・・・
せっかく今夜は久しぶりに家に帰って来たんだが・・・
ふっ・・ しかたがないな・・・

「これ、すっごくお気に入りなんだ~ かわいいでしょ?」 着るたびによくそう言っている、胸元と袖口、それと裾に小さな花のレースがついているだけの木綿の白いネグリジェを着ているカオル。
そんなカオルとソファーの間に腕を差し入れ、起こさないように、できるだけ静かにそうっと抱き上げる。
そうしてそのまま、ゆっくりと二階の二人の寝室へと、上がっていく。

絵を仕上げた後だし疲れているはず。
このまま寝させてやりたいし、たぶん起きないだろう。
だがもし、ベッドで俺が目を閉じる時までにカオルの目が開いたなら。

その時、俺は・・・


キィィ・・・ パタン

作文1 | コメント(4) | トラックバック(0) | 2013/09/19 00:00
コメント
心太様
ぅおっ 心太様までそんなふうに・・・
そうか、やっぱり鋼牙がカオルを起こすフラグなのですね~
そっかそっか・・・
selfish様
> その賭け、ノッたぁ~ & 「鋼牙がカオルを無理矢理起こす」に、1万点!

え、ぇえ~? 
カオルが起きるか起きないか、その2択だと思ってたんですけど、selさんはそうきましたか。
って、もしかして、これは頭に浮かんだのと違う方向で続きを、ってことなのかな・・・? 大人のR18?
さて、どうしましょ? (>_<)
その賭け、ノッたぁ~
「鋼牙がカオルを無理矢理起こす」に、1万点!

(けど、これ、他に賭ける人いますかね?
 賭けが成立しないかもしれません…)
そうちゃん様
あ、あ、ありがとうございます~ 
こんなありふれた日常? それもちょっとしたひとこまなんてもうだ~れも希望してないんだろうな~ と思ってたんで、そうちゃん様のおかげで救われました。
嬉しいですぅ。

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